北野天満宮御土居の紅葉


北野天満宮は天神信仰発祥の地、12000社もある全国天満宮・天神社の総本社。

北野天満宮「御土居」

桃山時代に豊臣秀吉公は洛中洛外の境界、水防のための築いた土塁・・・「御土居」。

その一部が残る境内の西側一帯は史跡として指定され、

現在、約350本の紅葉を有する名所「もみじ苑」となっています。

北野天満宮の御土居(土塁)は原型に最も近く、脇を流れる紙屋川の水面に映え、

川の石積みさえも紅葉色に映えた感激の風景です。


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絵馬所の前の御土居紅葉苑入り口で、入苑料1000円(茶菓子付き)を支払って紅葉苑へ。


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紅葉苑入り口を進むと境内西側にある「御土居」へ続きます。



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秀吉が京都の総構えとして、全長約22.5kmにわたって周囲に築いた土塁、

「御土居の一部の上段が散策道残っている場所です。


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紅葉の植わっている場所が御土居。


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茶室 梅交軒軒


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梅交軒舞台


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御土居の紅葉は古木が多く・・・

樹上の眺めが素晴らしく勿体ないですが首が怠く感じます。


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御土居の大欅  東風(コチ)

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樹齢 およそ600年 幹回り6メートル

このケヤキは豊臣秀吉がここに御土居を築いた当時から成長を続けてきました。

京の地より天高く太宰府へ東風を吹かせ続けています。 案内板

                         

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快晴の空と鮮やかに映える紅葉


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大欅 と 紅葉


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最高の紅葉散策日和に恵まれています。


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御土居散策道から


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御土居散策道から・・・下を流れる紙屋川


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御土居散策道展望台・・・国宝北野天満宮の全景と紅葉のコラボが一望できます


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色とりどりの散策道


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鮮やかな紅です。


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御土居散策道上では紅葉トンネルが続きます。


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御土居散策道から紙屋川に沿った散策道に下りていきます。


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 左側堤の御土居原型に近い状態で残っている場所、高さ5mぐらいでしょうか。


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悪水抜き  切石組暗渠 

「御土居」には、内側から外側への排水を遮ってしまうという問題があり、

  北野天満宮においては、御土居を貫通する全長19.3mの切石組暗渠を設けて、

雨水などが神域を侵さないような配慮がなされている。 案内板

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紙屋川に架かる朱塗りの鶯橋


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紙屋川を挟んで左側(東側)御土居


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御土居を眺めながら紙屋川に沿って散策


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紙屋川に沿って北から南へ紅葉の散策道が続きます。

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友が・・・散策道や組石、川面が紅葉色に染まっています。

何度疑っても紅葉色なのです。


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散策道最終地点 ・・・ 欅の芽吹き。


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紙屋川を渡り、再度御土居の最終散策道に戻りました。


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茶店 休憩所で温かいほうじ茶をいただいて一休み。

時計を睨みながら。。。慌ただしく再度東門へ戻り、

お願いしていたお土産の鯖寿司を受け取り、タクシーで京都駅へ。


散策してみたかった御土居の紅葉を堪能するご縁・・・有難う。





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