南座公演 ‘都をどり‘ のお誘いを受けて二つ返事で久しぶりの京都へ。
京阪電車を利用するので、久しぶりに宇治黄檗山 萬福寺へも。
京阪黄檗駅から徒歩 5~6分 黄檗山 萬福寺 総門
総門から三門への石條
境内参道の縦横の石條
龍の背の鱗をモチーフ化したものだそうです。
三門へと続く石條
巨大な三間三戸の「三門」
一直線になるように建てられています。
勾欄は、卍及の文様になっています。
これらはすでに奈良時代の法隆寺などの南都寺院に使われています。
蛇腹天井、龍の腹を表して、主要建造物の正面一間分の軒下の垂木は
このように丸く、かまぼこ型をしています。
煎茶を飲みながら禅の精神を説く喫茶法を、この萬福寺に採り入れ、
売茶翁を煎茶の祖として祀る売茶堂。
お堂の扉には蝙蝠の透かし彫りが施されていました。
斎堂(禅悦堂)の入口の前には、大きな青銅製の「雲版」が吊るされています。
天王殿への参道は石條・・・箒目の整った砂利、美しい白壁。
立ち止まって白壁塀の向うに見える桜や樹々の新芽に目をむけます。
勾欄は、卍及の文様になっています。
これらはすでに奈良時代の法隆寺などの南都寺院に使われています。
蛇腹天井、龍の腹を表して、主要建造物の正面一間分の軒下の垂木は
このように丸く、かまぼこ型をしています。
大王殿から眺めた三門
大王殿から斎堂に続く長い長い回廊
回廊の両側には四季折々愛でることのできる樹木が植えられています。
お手入れが大変そう。
天王殿への回廊に吊るされている珍しい釣鐘です・・・回廊中央に「合山鐘」。
「祈りの鐘」と記されています。
大王殿への長い回廊 ・・・新芽の樹木が楽しませてくれます。
全ての重文の建物に重文の回廊が繋がっています。
煎茶を飲みながら禅の精神を説く喫茶法を、この萬福寺に採り入れ、
売茶翁を煎茶の祖として祀る売茶堂。
お堂前の満開の紅枝垂れ。
お堂の扉には蝙蝠の透かし彫りが施されていました。
中国語では蝙蝠の「蝙」の音が「福」と同音で、福を呼とされたそうです。
古木の紅枝垂れ・・・青空が映えさせてくれました。
どこまでも続く回廊からの眺めは、違った景色を見せてくれます。
斎堂(禅悦堂)の入口の前には、大きな青銅製の「雲版」が吊るされています。
江戸時代、に設置されたそそうです
朝と昼の食事と朝課の時に打つとか。
斎堂から少し前に2mもの「開梆(かいぱん)」が吊るされています。
日常の行事、儀式の時を知らせるために礼棒で打たれるそうです。
この黄龍閣で隠元禅師が中国から伝えた精進料理「普茶料理」いただくことができます。
普茶料理は、隠元禅師が中国から伝えた精進料理です。
自然の産物を調理し、すべての衆が佛恩に応え報いるための料理だだそうです。
もしかしてカマボコ?そんなはずは!何と長芋と長芋の薄皮を紫蘇で染めて作られていました。
斎堂から少し前に2mもの「開梆(かいぱん)」が吊るされています。
魚の形をした法器で、「魚ほう(開版)」、「魚」、「魚鼓」、「飯梆」とも言うそうです。
日常の行事、儀式の時を知らせるために礼棒で打たれるそうです。
どんな音がするのでしょう。
大きいです…とてもとても・・・
斎堂の裏側の位置に本日普茶料理をいただく黄龍閣があります。
黄龍閣玄関先に置かれている「魚鼓」「飯梆」。
この黄龍閣で隠元禅師が中国から伝えた精進料理「普茶料理」いただくことができます。
普茶料理は、隠元禅師が中国から伝えた精進料理です。
「普茶」とは「普く大衆と茶を供にする」という意味を示すところから生まれた言葉。
自然の産物を調理し、すべての衆が佛恩に応え報いるための料理だだそうです。
席に上下の隔たりなく一卓に四人が座して
和気藹藹のうちに料理を残さず食するのが普茶の作法です。
4半世紀前にいただいた時は一つのお皿から個々に取り分けていたのですが、
コロナ禍・・・お弁当様式に変わっていました。
もしかしてカマボコ?そんなはずは!何と長芋と長芋の薄皮を紫蘇で染めて作られていました。
梅干のてんぷら美味しかったです。
御精進美味しくいただいて法堂から大雄寶殿(本堂)を
大雄寶殿にお参りさせて再び長い長い反対の回廊をから三門へ。
京阪黄檗から祇園四条下車。
駅の6番出口から真横と言っていいでしょう・・・