花の鹿華苑  * クリンソウ * クマガイソウ * キリシマツツジ

4月28日(金)


友と多武峰淡山神社近くの隠れた穴場スポットとも・・・


 花の里山 鹿華苑 案内板 


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個人のお宅のお庭を「鹿華苑」という名前で無料開放されています。

約1000坪に梅、つつじ、石楠花、水芭蕉、かざぐるま、クリンソウ等など。

花木約40種類、山野草(約60種類)が育てられています。


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華苑へ続く散策道に大木の

オオデマリ(大手毬)    テマリバナ (手毬花) スイカズラ科 ガマズミ属


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花が大きく鞠のようにまとまってつくことから。

咲き始めの花の色はライムグリーン・・・綺麗です

徐々に白に変化します。

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マムシグサ・・・友の一人が名前を聞いて納得。

秋には雌花には小さな実の集合果がつき、真っ赤に熟します。


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マムシグサ(蝮草) サトイモ科  テンナンショウ属

別名 テンナンショウ、カントウマムシグサ、アオマムシグサ

何と草丈は私の背よりも高いので驚きました。


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散策道から敷地内の様子


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真っ赤なキリシマツツジ(霧島躑躅)


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ツツジや野村紅葉の新芽


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足を止めて。。。


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ピンク色のシャクナゲも満開


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      ツツジの一種でハナグルマと言われます。

モチツツジの仲間です。

ピンクの斑がツツジという感じがしますが、花びらが細いのが特徴です。

   モチツツジの園芸種、深く5裂している花姿をハナグルマと見立てたようです。

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モチツツジの仲間・・・ハナグルマ

ガクや葉などに腺毛があり、粘着性のある液のため、葉などを触るとべたっとします。


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散策道を梅畑に下りていきます。

クリンソウが細い通路を案内してくれます。


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クリンソウ(九輪草) サクラソウ科 サクラソウ属


別名 シチジュウソウ、ナナエソウ(七重草)、

シチカイソウ、ナナカイソウ(七階草)とも。


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花の輪が下から先端に上って何段にも重なることや、

お寺の塔の法輪のように見えることから クリンソウ(九輪草)と。


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梅の木の下一面に自生するクリンソウ


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日本に自生するサクラソウ科の植物の中では最も大形です。

花が大きく美しいため山野草として人気があるそうです。


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薄ピンクら白の花も手の届かないところで見かけました。


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梅林の下・・・一面に小さな苗がびっしり


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梅の花の咲く頃も綺麗だったことでしょう。


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ツツジとサツキのトンネルをくぐっての散策です。


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華苑の持ち主さんのご自宅


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藤の花が咲き始めています。


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上ばかり見とれていると足元に

ケマンソウ(華鬘草)タイツリソウ(鯛釣草)  ケシ科 コマクサ属

仏前に飾る華曼に似ています。


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白のケマンソウ(華鬘草) タイツリソウ(鯛釣草)


タイツリソウとも言われ釣りざおに鯛がぶら下がっているようにも見えます。

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以前来苑させていただいた時、ご主人さまから案内くださった

クマガイソウ・・・今回も見せていただくことに。 


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大きな椿の木の下、日陰の湿地ような感じです。


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四方を保護のためにでしょうか・・・網で囲っています。



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クマガイソウ ラン科 アツモリソウ属 絶滅危惧Ⅱ類に分類。


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和名の由来
     クマガイソウ、アツモリソウの名は、膨らんだ形の唇弁を昔の武士が背中に背負った
     母衣(ほろ)に見立て、がっしりした方を熊谷直実に、
     優しげな姿の方を平敦盛にあてたものである。
     花色がそれぞれ白、赤っぽいため源氏の白旗、平氏の赤旗に見立てたための命名ともいわれる。
     白花のアツモリソウを昔はクマガイソウと呼んでいたという説もある。


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不思議な穴の形ですが、ラン科・・・納得です。


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いつまでも見飽きることが無いのですが、私の時間に制限があり・・・

1時間ほどの散策で鹿華苑を後にしました。


駐車場までの下り坂・・・何度も何度も振り返り・・・


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見飽きることのない景色を眺めながら・・・


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400株もあるツツジの競演の坂道を下って下りました。

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お昼は細やかな和食ランチをいただきました。


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時の経過の早さに驚くばかりです。


  


コロナ禍中止が続いていた報恩講法要…3年振りにお勤まりになりました。

雅楽演奏 舞楽 観賞・お斎接待は中止になりました。

4月30日  14:00

お勤め 日没禮讃偈

 ご法話 葛野 洋明 師

5月1日 10:00

お勤め 念佛正信偈

ご法話 葛野 洋明 師

御満座法要  14:00

お勤め 正信偈

ご法話 葛野 洋明 師

コロナの終息を願って例年通り、雅楽 舞楽の観賞

手作りのお斎をいただく日を待つばかりです。




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