小雨の中、藤原旧跡ハナハス(花蓮)を愛でに。
694年天武天皇の意志を継いだ持統天皇が完成された「藤原京」
約5㎞平方の規模を誇る日本初の都です。
古代蓮のゾーン
古代蓮
四方約5Km平方の規模を誇る日本初の都です。
3つの蓮池に分かれています。
畝傍山
大和三山と藤原旧跡
三つの山が宮殿を護る神とする考え(三山鎮護思想)から
大和三山 畝傍山 香具山 耳成山 のほぼ中心に藤原宮は造営されました。
大和三山の一つ 香久山 標高152.4m。
万葉集では「天香具山」と詠われて、山というよりは丘の印象が強いです。
大和三山の中で、最も神聖視されています。
「天の」を冠するのは、天から降り来た山と言われています。

藤原宮跡の蓮田は唐招提寺などから 11種類の蓮が寄贈されていて
古代蓮、大賀蓮、唐招提寺蓮、法華寺蓮、中国古代蓮
皇居和蓮、小舞妃蓮、碧台蓮、中型蓮、即非蓮、粉松球蓮






降っていた小雨が今止んでいます。
蓮の葉に雨粒がコロコロ。
藤原宮跡の蓮田は唐招提寺などから 11種類の蓮が寄贈されていて
古代蓮、大賀蓮、唐招提寺蓮、法華寺蓮、中国古代蓮
皇居和蓮、小舞妃蓮、碧台蓮、中型蓮、即非蓮、粉松球蓮
蓮の蕾に特徴があります ・・・ 筆の先のような形。
大賀蓮
全開した大賀蓮
11種類と案内されていますが、入り混じって区別が付き難くなっています。
花が咲き終わり花托
蜜を吸うコガネムシ
雨の日の花托に残る雨水にも趣があります。
向うに畝傍山
大賀蓮 美しい花容。
古代蓮美しい花容、葯が開いて花托は黄色みを帯びます。

散策道はぬかるんでいつ所に、雨が落ちて来たので・・・蓮池を後に。




藤原旧跡駐車場土手一面に・・・じめじめしたお天気がもたらしたキノコの繁殖。
多分食用キノコではなさそうです・・・
友が近くの塩津植物研究所へ寄り道に誘ってくださった。
お昼は和食の 「にしむら」
最後のデザート・・・宇治白玉金時 ・・・感動!!
食の感動は多分最後まで残ることでしょう。





笑い話・・・翌日友からメールの送付が。
「はははは・・・・!! 私の買った樹の名前・・・名札が取れて分からない!!
名前教えてください!!」と。
返信 ・・・ 名前は「カイドウ(海棠)」バラ科 リンゴ属
その花の美しさは、中国の唐の玄宗皇帝が酔って眠る楊貴妃をハナカイドウにたとえたように、
昔から美人の代名詞として使われるほどです。・・・と。