近年仏婦の恒例になっている寺田知世さんの個展へお出かけしました。
寒空で一気に冬の到来を実感しています。
近鉄奈良駅前から県庁への登り大路の見納めの紅葉
奈良文化会館前紅葉の絨毯
寒々しくなった奈良公園の鹿たち
昼食は例年通り…奈良県庁の6Fから興福寺5重の塔を眺めながら・・・
金剛葛城山系にどんよりした雲が・・・
食事の後、屋上展望階へ。
若草山
中央東大寺ミュージアム * 国宝南大門
東大寺大仏殿 金色に輝く鴟尾 ・・・中央 二月堂
春日山
くっきり若草山の三重までも・・・銀杏の黄色が印象深く残ります。
興福寺参道から五重塔へ
およそ120年ぶりの建造物保存修理事業を実施されます。
完成は8年先とか・・・多分これが見納めになるような・・・
主には屋根瓦の全面葺替及び軒回・造作等の木部修理、
三条通りをJR奈良駅方向へ下り、上三条町の「アートスペース 上三条」の会場へ
画家、寺田知世さんの個展へ。
寺田知世さんは画家20年のキャリア。
「月刊 奈良」、「大阪 JA」表紙絵担当、
田原本町「浄照寺」の壁画の経歴をもっておられます。
繊細なタッチ、鮮やか色彩は釘付けになって見入ってしまいます。
植物(花)などを書き終えるまでどうされているのですか?・・・と。
「水を張った入れ物で管理して生き物ですから大切に扱います」・・・と。
奈良駅構内の喫茶で例年通り一休み後、「来年は来れるかなあ。。。」
異口同音、同じ思いの法友・・・





後日知ったのですが、資材の高騰の影響や修理前の初層周辺の調査に
時間が必要なことなどから、
五重塔素屋根の工事を延期することになったということです。
工事をいつ始めるかはいまのところ未定だということです。
それではこの塔を再度見ることが叶うかもしれません。