當麻寺奥院 寒空緑葉鮮やか冬牡丹



寒牡丹の石光寺から當麻寺まで10分足らずの移動・・・

参道から当麻寺仁王門(東大門)


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仁王門から参道…二上山金剛葛城山系が間近に・・・


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簡素な鐘楼ですが国宝に指定されています。

白鳳時代680年代に鋳造された梵鐘で、古い日本最古の梵鐘と案内されています。


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参道僧院の土塀から今にも弾けそうな マユミ (檀・真弓・檀弓)


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国宝 曼陀羅堂(本堂)

本堂は當麻寺の中でも最も大きな建物、

當麻曼陀羅が御本尊、国宝の厨子に納められています。



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奈良時代の建造物 重文 金堂 當麻寺創建時の本堂。

右 国宝 西塔


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奥の院参道から国宝曼陀羅堂(本堂)


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當麻寺 奥院

浄土宗総本山知恩院の「奥之院」として応安3年(西暦1370年)に建立。

中将姫の伝説で知られる當麻曼陀羅と同じ製法で制作された「綴織當麻曼陀羅」

観無量寿経に説かれた韋提希夫人の物語に

阿弥陀十六想観と九品往生の姿を周縁三方に区画して展開されています。

境内の大鉢は蓮の球根が冬眠中です。


中央本堂 左阿弥陀堂
   
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拝観受付付近の冬牡丹 ・・・冬空に緑鮮やな葉が痛々しい。


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二河白道の庭に続く境内の冬牡丹

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冬牡丹  春咲き品種の牡丹(春牡丹)の株。

温室などを利用して「春が来た」と思わせて冬に花を咲かせて・・・
この場に移植されています。


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奥の院楼門(重文) 後方に国宝 西塔 東塔


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贅沢な眺めです。

現存している日本唯一の国宝両塔。

奈良時代によく行われた双塔伽藍を今に伝えています。



国宝 西塔


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地面に丁寧に移植されたことを知ることが・・・


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阿弥陀堂下、名勝浄土庭園


この時季、岩と石と砂が織りなすモノトーンの静寂の中、

鮮やかな2輪の冬牡丹


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冬牡丹2輪


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浄土庭園   春咲きの牡丹の株の中に白の冬牡丹


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浄土庭園の中心に宝池

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石と池の浄土庭園


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冬枯れの庭に鮮やかな緋


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浄土庭園宝ヶ池


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現世を石組と渓流で表現されていると・・・案内に

枝垂れ桜の大木・・・咲く頃に訪ねてみましょう


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阿弥陀堂裏側 ・・・満開の山茶花と冬牡丹


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ジュウガツサクラ(十月桜)


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エドヒガン(江戸彼岸))マメザクラ(豆桜)の交雑種といわれる

小彼岸桜(コヒガンザクラ)の園芸品種。

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阿弥陀堂左・・・二上山を借景  浄土庭園


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阿弥陀堂…本堂へと


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浄土庭園をひとまわりして楼門へ


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春には春咲きの牡丹の花で賑わうことでしょう。


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寒さの中 小さな新芽を蓄えながら春を待つ春咲き牡丹の株たち


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庭園最終場所に・・・クマザサ(熊笹)の群生


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石光寺の寒牡丹・當麻奥の院の冬牡丹

それぞれのお花から沢山の癒しをいただきました。

・・・ここ2か月、連れ合いが持ち込んできた

通所リハビリでの不都合 ・・・

新たな道を探ることに必死だったので…私のストレスもピークに。

凛として咲く寒牡丹、栽培方法から生まれた冬牡丹からいただいた癒し・・・

日々の過ごし方を工夫し、多くの方に助けていただきながら

老々介護を少しでも長く続けられえるように・・・

寒空に力強く咲く花とのご縁は有難い有難いリフレッシュになりました。