五條市花の寺 金剛寺  ボタン * キモクレン * モモイロタンポポ * ヤブブテマリ


お天気に恵まれた日の 五條 金剛寺 

西国薬師第九番霊場 関西花の寺二十三番霊場


金剛寺山門


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山門を入ると樹齢100年の古木 シラフジ  マメ科 フジ属 



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上り藤で上向きに咲き、辺り一面に甘い香りが漂います。



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カメリア エリナ カスケード(ヒメサザンカ姫山茶花) ツバキ科 ツバキ属

   中国系園芸品種で日本のツバキの仲間と比べると、かなり小さい花が

  茎から垂れ下がるように枝垂れ咲きに咲いています。


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存在感ある茅葺屋根の庫裏

   今から310年前の建物で、大正時代まで唐招提寺長老の隠居の間であり、

   弟子育成の場でもあったそうです。

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本堂で礼拝、観音堂左側から牡丹園へ、

約2,000平方メートルの花の庭園になっています。

ヤブデマリ ガマズミ科  ガマズミ属


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花弁のように見えるのは装飾花で、五つのうち、何故だか1つだけが小さい。

花は中央にある黄色い部分で両性花。

秋には赤い実をつけます。


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  ベニバナヒョウタンボク(紅花瓢箪木)  スイカズラ科 スイカズラ属


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ミケリア ミックスドアップミス(カラタネオガタマの仲間)

カラタネオガタマほか、いくつかのオガタマの仲間を交配して

ニュージーランドで作られた品種だそうです。

カラタネオガタマかなあ…と思ったのですが、花弁の数が違ったので・・・

間違っているかも・・・


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ホオベニエニシダ(頬紅金雀枝)  マメ科 エニシダ属


ホオベニエニシダ(頬紅金雀枝)は黄色に赤色が混じるので、頬紅だそうです。

黄色に赤色の入る複色咲き・小輪咲き・蝶のような形



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アカバナエニシダ(赤花金雀枝)


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ウケザキオオヤマレンゲ(受け咲き大山蓮華) モクレン科 モクレン属

オオヤマレンゲ と ホオノキの自然交雑種と考えられているそうです。



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今は蕾が固く、五月初旬には開花が見られそう・・・


キモクレン(黄木蓮)(イエロー・キューカンバー・ツリー) 

モクレン科 モクレン属


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キモクレンは、半開状態のまま花被片を散らすそうです。


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キモクレンの枝を借りてクレマチスが上へ上へと・・・根元はどこ??


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 ノダフジ(野田藤) マメ科 フジ属  つるが右巻きだそうです。

もう少しで見頃のようです。



ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作) マンサク科  トキワマンサク属

マンサクに似た花姿、トキワ(常盤)とは常緑の意味で、

花はマンサクに似た花姿です。


遠慮がちに見える藤の花


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     モモイロタンポポ(桃色蒲公英)(クレピス・センボンタンポポ) 

キク目キク科 クレピス属

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   タンポポのように綿毛を飛ばして繁殖するそうです。


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クロバナロウバイ(黒花蝋梅)アフロディーテ  ロウバイ科 クロバナロウバイ属

アメリカ・ノースカロライナ大学で開発された、最新の黒花ロウバイだそうです。


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初夏に咲くロウバイの仲間

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赤花のハートリッジワインと白花のホワイトドレスの交配種

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    花通路の先には2000平方メートルの牡丹園に広がっています。

  100種、1000株を育っておられるそうです。

 牡丹は江戸末期、本常大和尚が薬草として境内に植えられたのが始まりです。



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広い牡丹園は全てに日除け用の葭簀が張られて大切に育てられています。

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お手入れが大変そう・・・多分少々水不足のようで・・・


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項垂れているお花が・・・あちらにもこちらにも・・・


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蕾頑張って咲いてね!!


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牡丹園から庫裏の茅葺屋根 ・・・ 絵になる風景


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満開の オオデマリ スイカズラ科 ガマズミ属 の大木。 


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エジプトアヤメ  
  
葛城金剛山系が靄ています。

         
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シロヤマブキ(白山吹)バラ科 シロヤマブキ属   黒い果実


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枝垂れのヤブツバキ


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ツバキ・・・遠くから見ると黒く見えました。


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1週間後には境内の花の庭は随分色んな花が見ごろを迎えるようでしょう。

蕾の頃もまた趣があります。

多くの花との出合いは十分にリフレッシュの時間をいただけました。