5月7日(日)
親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要 雅楽 舞楽特別公演
12:00~13:00
本堂に向かって右側に 笙 篳篥 龍笛・和琴の演奏者 10名
出演 芦屋女人舞楽 原笙会
日本の雅楽では唯一、女性が演じる舞。
舞姫の装束は髪はおすべらかしにた十二単で、手には檜扇を持って舞います。
大嘗祭や新嘗祭に行われる豊明節会で、大歌所の別当の指示の下、
大歌所の人が歌う大歌に合わせて、4 - 5人の舞姫によって舞われる。
後ろ姿・・・かつらがとても重いそうです・。
「五節舞」は、天武天皇が吉野宮で琴を弾じたときに、
天女が降臨して袖を五度翻して舞った・・・
ことをもとにつくられたという伝説があります。
また、五穀豊穣を祝う舞であったともいわれています。
雅楽の女性が演じる唯一の舞を観覧させていただけました。
次の舞の間…雅楽演奏
陪 臚 (ばいろ)
腰に太刀をつけ、盾と鉾を持っての登場。
古代インドの神話で仏教に帰依し善政をしいた
バイロチカーナ王の物語に由来するといわれています。
「光明遍照」を意味するそうです。
阿弥陀仏の救いの光があまねく全世界に及んでいるということ。
戦いの曲「陪臚」とも、古来より戦勝祈願の曲と伝わっています。
我が国に来朝した林邑国の婆羅門僧正が伝えたといいます。
聖徳太子は、仏教に反対する物部氏を討つ時、
四天王(持国天、増長天、広目天、毘沙門天)を祀り、
出陣前に「陪臚」を演奏して、物部守屋の陣を破ったと伝えられています。
くっつけた形をとります。
七回繰り返した時に舎毛なる音が聞こえると、
必ず戦に勝ったと言われていたそうです。
12:00か開演された雅楽 舞楽公演も終わりに近づきました。
舞人が退堂され照明が落とされると、
間近で観覧させていただいた1時間は癒しの時間に変わっていました。
大切な報恩講法要
親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要が
浄照寺に於いて2日にわたって勤修されました。
合掌礼拝