再度訪ねることは叶わないと思っていた南山城の古寺を、
友とのご縁に恵まれました。
友とのご縁に恵まれました。
京都府と奈良県の境にあるかつては南山城当尾。
関西花の寺二十五ヶ所霊場」第十五番
真言律宗高雄山 岩船寺
奈良・平城京が文化の中心であった時代には、山々の背後にあたる場所でした。南都仏教の影響を強く受けており、平城京の外郭浄土として興福寺や東大寺にいた高僧や修行僧の隠棲の地となり、真の仏教信仰にそそがれた地域。「当尾(とうの)」の地名は、この地に多くの寺院が建立され三重塔・十三重石塔・五輪石塔などの舎利塔が尾根をなしていたことから「塔尾」と呼ばれたことによる。
参道の紫陽花は、近くでは愛でることの少ないヤマアジサイがいっぱい!!
石室不動明王立像(重要文化財)
五輪塔(重要文化財)
参道両側に咲く紫陽花の向うが岩船寺本堂
参道脇一面に咲くミヤコワスレ、ドクダミ 、野草のミツバ等など。
境内には原種の山アジサイ、西洋アジサイ等など、
約5,000株の色彩の紫陽花が境内を染めています。
雨上がりの紫陽花の境内
多くの紫陽花の種類に囲まれるように本堂
紫陽花の散策道・・・十三重石塔
花崗岩で造られた十三重石塔(重要文化財)。
紫色が映えるヤマアジサイ
シモツケノ鮮やか紅赤色
雨上がりの阿字池
池を囲うように多くの種類の紫陽花が群生しています。
阿字池にオンタイスイレン(温帯睡蓮)
池に張り出した紅葉の枝に、珍しい、モリアオガエルの不思議な泡の卵(卵塊)。
産卵の時、卵塊をメレンゲ状に泡立てて、不思議な泡の卵
散策の紫陽花道から本堂
散策道から十三重石塔(重要文化財)
紫陽花の参道から本堂
雨上がりの緑の木々に囲まれ鮮やかさを増す三重の舎利塔
散策道の一番奥に鐘楼・・・参拝者が自由に鐘を撞けるようです。
参拝者の広場・・・日本三大桜の一つで国の天然記念物に指定された
福島県三春のベニシダレザクラ(紅枝垂れ桜)
「三春滝桜」の子孫の大木が空を蔽っているようでした。
小山になっている散策道を一回り。
阿字池に戻ってきました ・・・ 池の向うに本堂
本堂
雨上がりの紫陽花に囲まれるように重要文化財 三重の塔 紫陽花
重要文化財 十三重石塔と三重の塔が紫陽花に囲まれて。
本堂を拝観するために・・・ 堂内撮影不可。
本堂前に「花手水」の睡蓮鉢。
同じ花手水の紫陽花には二度と出会えませんね。
四天王立像(京都府指定文化財)
礼拝、拝観させていただきました。
何だか気になったお花・・・昔、昔、このお花がお気にいりで・・・
育てたくて苗を買ったことが・・・ すでに満開をすぎていましたが、
カルミア (アメリカシャクナゲ 石楠花)
花は、咲く前に ”こんぺいとう” のような 形になるのがとても可愛いです。
蕾を探してのですが・・・見つけることはできませんでした。