9月10日(日)11日(月)
浄照寺秋季永代経法要 若坊守得度報告法要
9月10日(日)14:00
不安定な空模様。
秋季永代経
お勤め 佛説阿弥陀経
ご法話 信行寺 貴島 真行師
ご讃題
前に生まれん者は後を導き、後に生まれん者は前を訪え、
連続無窮にして、願はくは休止せざらしめんと欲す。
無辺の生死海を尽さんがためのゆゑなり。
19:00 明日のお斎準備のため浄照寺厨房にお当番集合。
メニューは若坊守さまのお得度報告法要をお祝いも兼ね・・・
通例の炊き込みご飯を「おこわ」に変更。
80食分を準備することになりました。
食材
餅米 4K
白米 4K
山菜水煮 薄揚げ 椎茸 人参
花紅葉 甘栗 奈良漬 など
8Kのお米を3釜に分けてガス釜で炊くことに。
甘栗は蜜を切って季節の飾りに
法要当日7:00
不安定な空模様
担当の皆様手際よく準備
14:00
ご法話 午前に引き続き 信行寺 貴島 真行師
ご讃題
信心の行者自然に腹をも立て悪しざまなる事をもをかし、
同朋・同侶にもあひて口論をしては必ず廻心すべしといふこと。
この条、断悪修善のここちか。一向専修の人に於いて廻心といふことただ一度あるべし。
その廻心とは日ごろ本願他力真宗を知らざるひと、
弥陀の智慧を賜わりて「日ごろの心にては往生かなふべからず」と思ひて、
本の心をひきかえて本願をたのみまいらするをこそ「廻心」とは申し候へ、
一切のことに朝夕に廻心して往生を遂げ候ふべくば、人の命は出づる息、
入るほどを待たずして終わることなれば、廻心もせず柔和忍辱のおもひにも住せざらん前に、
命つきば摂取不捨の誓願は虚しくならせおわしますべきにや。
口には「願力をたのみたてまつる」といひて、
心には「さこそ悪人をたすけんといふ願不思議にましますといふとも、
さすが善からん者をこそたすけたまわんずれ」と思ふほどに、
願力を疑ひ他力をたのみまいらする心欠けて辺地の生を受けんこと、
もとも嘆き思いたもうべきことなり。
信心定まりなば往生は弥陀に計らわれまゐらせてすることなればわが計らいなるべからず。
悪からんにつけてもいよいよ願力を仰ぎまいらせば、自然の理にて柔和忍辱の心も出でくべし。
総て万の事につけて往生には賢き思を具せずして、
ただほれぼれと弥陀の御恩の深重なること常におもひ出しまゐらすべし。
しかれば念仏も申され候、これ自然なり。
わが計らわざるを自然と申すなり。
これ即ち他力にてまします。
然るを自然といふことの別にあるように、
われ物知り顔に言う人の候うよし承る、浅ましく候。
歎異抄16条
今年の永代経法要お斎の手伝いが無事に努めることができました。
有難いご縁でした。