西本願時 お煤払い

12月19日・20日


連れ合いが、快く一泊2日のショートステイにお世話になると

言ってくれたおかげで、奈良教区門徒推進員連絡協議会 念佛奉仕団に

参加させていただくご縁に恵まれました。

午後の集合なので、10時過ぎの電車で京都へ。



  



樹齢約400年天然記念物の逆さ銀杏すっかり葉を落としています。


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今回の参加者は全国から176人

安穏殿集合・・・奉仕団必要道具を配布くださいました。


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13:30 開会式 日程説明の後、

お抹茶接待を受けるために国宝阿弥陀堂から御影堂


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渡り廊下には明日のお煤払いに必要な「スス竹」や大団扇などが準備されています。


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御影堂、龍虎殿から国宝書院鸛の間へ

縁側から重文南の能舞台…白塀の向う側に国宝唐門


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虎の間



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国宝 鸛の間に毛氈が敷かれ・・・お抹茶接待を受けます。


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天目茶碗 銘「飛雲」・・・お菓子は「松風」

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職員さまから書院の説明を受け、拝観


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冬の虎渓の庭・・・寒さに弱い為冬の季節には菰が巻かれていました。


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お抹茶接待、国宝書院拝観の後、御影堂向拝で記念撮影、御面接。


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御影堂大型な蔀


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1日目の日程を終えて安穏殿へ戻ります。

御影堂内


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縁側から見た飛雲閣の屋根、京都タワー


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16:30解散…宿舎の門法会館へ移動…夕食懇親会

4:30に目覚まし時計をセット。🎵 🎵


12月20日・・・4:30起床

5:15晨朝参拝に阿弥陀堂へ移動

門前町のお方たちも晨朝参拝



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阿弥陀堂から御影堂に移動


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御晨朝参拝して堂外に出るとまだ夜明け前

明けの明星が美しく輝いて見えました。


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阿弥陀堂向拝から階段を降り・・・


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安穏殿へ戻ります。


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6:40 お煤払いの身支度をして阿弥陀堂へ。


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“煤払い”の歴史は古く、500年余り続く伝統の行事です。


阿弥陀堂前で「スス竹」を2本職員の方から受け取ります。


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舞った埃を外に出す大団扇


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7:00、御門主が門主が長さが4メートルある「ほうき」で

ほこりを払うしぐさをする儀式。


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阿弥陀堂から御影堂へ移動・・・

同じ儀式を行われました。


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夜明けです・・・


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僧侶も一列に


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2本のスス竹で畳を叩きます。


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数百畳もある本堂の畳を、中央から外側に向かって

2本のスス竹で叩きます。


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舞った埃を大きなうちわで外に掃き出していきます。


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縁側では取材陣に応えられる僧侶


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7:40 お煤払いはまもなく終了。


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8:00安穏殿に戻って本願寺が用意くださった朝食をいただきます。

おにぎり・副菜・温かい味噌汁・お茶


9:00

清掃奉仕・・濡れ雑巾で畳と縁側を拭きます。


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縁側の雑巾がけ


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大工さんの遊び心・・・数えきれないほどの節穴の埋め込み


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濡れ雑巾がけの終わった御影堂


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汚れ濡れ雑巾の回収入れ

一旦乾くまで安穏殿へ戻ります。


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10:10 清掃奉仕 乾拭き


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濡れ雑巾がけの後なので、乾拭きの雑巾は汚れません。

最後は御影堂の端から端まで一列になって縁側まで・・・

よーいドン!!

小学校の廊下拭きが一瞬・・・


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10:30 希望者だけ飛雲閣拝観。

何度も拝観しているのですが、7月の清掃時の雑草が気になって・・・


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手入れされた美しい飛雲閣が滄浪池に映り込んでいます。


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11:00閉会式…

昼食後解散・・・お仲間の車に便乗させていただいて帰宅。


早速・・・「NHKニュースにアップで映っていたよ!!」と

電話あり・・・えええ!! 驚きました。

マスクに頭に被り物なのに・・・

他の知人からも・・・どうして分ったのかなあ!



    


今年も多くの方に支えられ、残すところ10日足らずになりました。

今年はここで日録を閉じさせていただきます。

拙い日録をお付き合いくださいましたこと嬉しく思い感謝申し上げます。

           くる年もどうぞ宜しくお願い申しあげます。  合掌