浄照寺報恩講法要*雅楽 舞楽公演会


5月5日 浄照寺報恩講法要

朝から快晴。

前日、13:30集合、庫裏厨房でのお斎準備にかかりました。

当日、7:00 お斎準備に早い集合になり、

それでも時間の経過との競争になりました。


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9:30 お手伝いの皆様のおかげで何とか間に合いました。


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* 赤飯 * 煮物 

飛竜頭 ・六角芋・巻湯葉・花人参・椎茸・高野豆腐・きぬさや

* 酢のもの 大根 胡瓜 人参 * デザート * 香の物

* 白花豆 * 護摩豆腐 *


浄照寺 山門


本瓦葺き、高麗門。伏見城の城門を領主が拝領して、これを下付された。(HP)

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浄照寺本堂 慶安四年(1651年)第二代目領主平野長勝により創建


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樹齢350有余年銀杏と太鼓楼

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御伝鈔 拝読


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10:00 お勤め

往生礼讃「初夜偈」

ご法話 葛野 洋明先生



12:00 おてランチ


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おてライブ ① エレクトーン・ピアノライブ

思いがけない若院さんの登場に・・・大拍手


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御伝鈔 拝読

14:00  お勤め 正信偈

ご法話 葛野 洋明先生
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5月6日  報恩講第2日目


御伝鈔 拝読

10:00 お勤め 念佛正信偈




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ご法話 葛野 洋明先生

12:00

雅楽 舞楽公演


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雅楽の楽器について説明いただいています。(笙)


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篳篥 等々 実際に演奏して・・・


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雅楽演奏の後・・・舞楽 ・・・賀殿 の舞人さんスタンバイ。


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雅楽  賀殿


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賀殿は、『源氏物語』が書かれる二百年ほど前の仁明天皇(八三三~八四七)の時代に、
藤原貞敏(八○七~八六七)が唐から持ち帰った琵琶の譜面から、
平安時代の日本で和邇部太田麿(わにべのおおたまろ)が笛の譜を作り、
林真倉(直倉)が舞を作ったとされている舞です。・・・ 説明を受けました。



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本来は4人舞だそうです。

舞人さん・・・連休なので・・・と。


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「賀殿」は、破と急の組曲になっていて、舞人は独特の甲をかぶり、

右肩を脱いだ襲装束を着て舞います。

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演目 2 舞楽 納曽利

笛 竜笛から朝鮮伝来の高麗笛に変わるそうです。

高麗笛は細い管から澄んだ鋭い音が出ると説明がありました。



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紺青色の恐ろし気な龍頭を模した牙のある舞楽面を着けておられます。


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奈良の南都楽所では一般とは逆に一人舞の場合は曲名を「納曽利」と呼ぶそうです。


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舞人2匹の龍が、楽しげに遊ぶ様子を舞にしたものとされ

又のまたの名を「双龍の舞」と。


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裲襠装束で、雲形の織紋のある袍の上に、

鳥模様の刺繍のある裲襠を頭からかぶる。


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龍の姿を模した面を手には銀色の桴を持ちます。

「つりあご」を持つ木製の恐ろしげな大面で牙が動く仕掛けになっています。


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青系統を基調とした演目固有の周囲を毛で縁どった装束を着装。

紺青色の恐ろし気な龍頭を模した牙のある舞楽面

銀色の桴

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今年もつつがなく報恩講にお参りさせていただけました。

お蔭さまでした。


連れ合いが自宅で待機していたので、何度も

お寺と自宅を往復することになりました。

帰る度に・・・「もう終わったの!!と」

お互いに気を使っているのですね。