ツバキ ノリコボシ(椿糊こぼし) ハッカクレン(八角蓮) ドウダンツツジ


実家から ツバキ 「ノリコボシ」の鉢植えをお福分けしてもらって4年、

昨年の猛暑に少々痛めつけられましたが、

今年も多くの花を咲かせてくれています。


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ノリコボシ ツバキ

奈良・東大寺開山堂に原木がある。

別名 ロウベンツバキ(良弁椿)



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東大寺開山堂に原木があり、赤い椿に糊をこぼしたような花姿より

付けられた品種名とされています。


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お水取りとして知られる東大寺修二会では練行衆が作った

「ノリコボオシ ツバキ」の造花が堂内に飾られます。


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二会にお供えされる和紙で練行衆が作られる作られる造花。

紅い和紙の椿の造花に白い糊が零れて滲んだ様子なのでしょうね。



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ヤブツバキより大輪の花。


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今年はことのほか多くの蕾を付けています。


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もうしばらく楽しみうことができます。

東大寺の開山堂の椿の原木は、ツバキが落果すると、

隣に隣接する4月堂(三味堂)の廊下に置かれた水が張られた大鉢に

ツバキが浮かべられます。

風情のある光景です。


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玄関前のドウダンツツジに鈴なりの花が付きました。



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モッコウバラの勢いに阻まれていたのですが、

一部のモッコウバラを撤去したら・・・

勢いが生まれました。



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ドウダンツツジ(灯台躑躅)ツツジ科  ドウダンツツジ属


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モッコウバラも咲き始めています。


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無数の白い壺形のかわいらしい小花



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秋には紅葉を楽しむことができます。


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実家から珍しい鉢植えをいただきました。


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ハッカクレン(八角蓮) メギ科 ハッカクレン属(ホドフィルム属)


太い茎の先端に大きな角のある葉を2枚広げ、

葉の下に赤褐色の抱え咲きの花を数輪咲かせます。


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ハッカクレンは台湾や中国の深山の林床に生える大型の植物だそうです。

このハスに似た葉の角の数から「六角蓮」や「八角蓮」と呼ばれていると・・



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2枚の葉は広がった段階で成長を止めるそうです。

花はやがてボール状の実になり、タネがはじけます。


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冬前にはがっちりしていた茎もやわらかく倒れて落葉し休眠するとのこと。

地下には堅いバルブ状の根茎が連なり、大きな次の芽が形成されると。

大型の迫力ある植物らしいです。

日陰の庭にもよく似合うといただいてきました。


不思議な植物との出合に。 。。。日々蕾を眺めているのですが、

ここ何日か何の変化もありません。

開花が楽しみです。